歴史と伝統
静岡茶の歴史と伝統
History
静岡茶の歴史
静岡茶の歴史は、約800年前の鎌倉時代に始まります。
禅僧の聖一国師(しょういちこくし)が中国から茶の種を持ち帰り、現在の静岡市葵区足久保地区に植えたことが静岡茶の起源とされています。
江戸時代には、静岡茶は「御用茶」として徳川家康に献上されるほどの高品質を誇り、駿府城で保存されていました。
明治時代には清水港の開港により海外輸出が始まり、静岡茶は世界的に知られるようになりました。
また、静岡茶の品種改良にも歴史があります。明治時代に杉山彦三郎が「やぶきた」という品種を選抜し、これが現在の静岡茶の主流品種となっています。
静岡茶の伝統は、地域ごとの特色ある茶葉の栽培と製造技術に支えられています。
About
静岡茶とは
静岡茶は日本を代表する緑茶の1つでその歴史は古く、安倍茶と呼ばれていた静岡茶は、かつて徳川家康が愛飲していたことで知られるほど。大切なお茶を茶壷に詰めて保管し茶会に利用したことから、静岡茶は三大銘茶として世に広まるようになったと言われています。
日本の茶栽培面積の約40%を占め、全国トップの生産量を誇ります。静岡茶はその美しい色合い、豊かな香り、そして深い味わいで知られています。
深蒸し茶の特徴
静岡茶の代表的な加工法は「深蒸し茶」。通常の煎茶よりも長く蒸すことで、茶葉が柔らかくなります。それにより、甘くコクのある味わいに!
*深蒸し茶とは
通常の煎茶よりも長い時間蒸されることで作られる特殊な緑茶で、非常に人気があります。この深蒸し製法によって、茶葉の細胞壁が壊れやすくなり、濃厚な味わいと鮮やかな緑色が特徴的なお茶となります。
恵まれた環境と品種
静岡茶には「やぶきた」という品種が多く栽培されており、この品種は味と香りのバランスが良いことで知られています。緑茶の中でも甘みや旨味を感じることができるのが特徴です。
富士山の麓から広がる自然豊かな環境、そして温暖な気候と適度な雨量が、茶葉の生育に絶好の条件を提供しています。静岡茶は、その香り高さ、深い味わい、そしてリラックス効果で、日本茶愛好家を魅了し続けています。
ティーライフ
静岡茶で広がる新しいティーライフ
健康効果
緑茶と健康
「緑茶を習慣的に摂取することで、男女の全死亡リスク及び心疾患、男性の脳血栓疾患及び呼吸器疾患による死亡リスクの減少がみられた」
という研究結果が国立がん研究センターから発表され、その効果が注目されています。
- カテキン
- 血中コレステロールの低下 / 体脂肪低下作用 / がん予防 / 抗酸化作用 / 虫歯予防・抗菌作用 / 抗インフルエンザ作用 / 血圧・血糖上昇抑制 / 口臭予防
- カフェイン
- 覚醒作用(疲労感や眠気の除去) / 持久力増加 / 二日酔い防止 / 利尿作用
- テアニン
- 神経細胞保護作用 / リラックス作用(α波出現)
- ビタミンC・E
- 皮膚や沈膜の健康維持 / 抗酸化作用
- 葉酸
- 神経管閉鎖障害の発症予防 /動脈硬化予防
- β-カロテン
- 夜間の視力維持
- フッ素・ミネラル
- 虫歯予防 / 生体調節作用(亜鉛、マンガンなど) / γ-アミノ酪酸血圧低下作用
- フラボノール
- 抗酸化作用 / 血管壁強化 / がん予防